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リスバカ日誌2

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エゾリス、ナキウサギ、野鳥などの写真で綴る移住者の日記

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面前DVという言葉

ヤフーニュースのヘッドラインに出ていた話。

いろいろ考えさせられる。






私は知らなかったが、2004年に子供の面前で夫婦間DVを目撃させること自体が虐待と定義された。

それ以来、心理的虐待という言葉が定着したそうだ。
13万件、1日あたり360件以上児相に通報があり、そのうち半数が心理的虐待のものだという。
決して少なくない数字だ。

私が子供の頃は、そんな言葉はなかったし、そんな被害があるということ自体認識されていなかった。

このグラフを見て、虐待が増えたと思う方がいるかもしれないが、それは違う。
認識されてなかった虐待が表面化しただけの話だ。


私の生まれ育った家庭がまさにそうだった。
父親のDVを目撃したのは数回だけど、その何百倍も何千倍も母親は、父親の暴力を私に語り続けていた。
同じネタが何度も話された。それこそ40年も同じ話をしてしると思う。
しかし、父親の言葉の暴力は年中あった。夜寝る前は、父親の怒鳴り声が聞こえないか、いつも耳を
そばだてていた。おかげで今でも微小な音がよく聞こえます(笑)蛍光灯の安定器のジーという音が気になって
寝られなかったぐらい。

母親も自分に対して暴言と思われる言葉を吐いていたと思う。
一人っ子ということもあり、いつしか大人の顔色ばかりうかがう子供になっていた。

母親の話す内容も矛盾に満ちていた。
大人が集まる場所で私が褒められてはしゃぐと、「赤の他人は無責任に大げさに言うのだから、調子に乗るな」。
しかし、家の中では「なんてお前は子供らしくなく、かわいげがない」とも言われた。

夫婦は血がつながっていないから、憎み合うのは勝手である。
でも、子供は父、母の血を半分ずつ受け継いでいる。
暴力を振るう父親の子供なら、その暴力を振るう血を半分受け継いでいるという自覚が子供にある。
自分は果たして家庭を持てるのか?
いや、温かい家庭を築いて親を見返してやりたい。
そんな葛藤の中で育っていった。

でも、楽しいという体験を家庭内で一切していないので、うまくいかない。
母親の愚痴の聞き役はずっとしてきたけど。
いつも感情を押し殺してきたし、人とはしゃぐということができない。

結婚できないとは、そういう理由である。
長年の苦しみは誰にも理解されなかったけど、少なくとも制度の上では面前DVという言葉として
定義され、そういうことはいけないことだ、ということは知られるようになった。

ただ、私のように長年苦しんできた人間を救う手立てはないようだ。
日本の精神医療は私から見るととてもお粗末。

前の仕事は医療に関わるものだったが、現場で聞いた話は、
「医学部の落ちこぼれが精神科の医者になる」というものだった。

実際、精神科のクリニックに通ったことはあるけれど、10分近況を聞いて、薬の処方箋を書くだけ。
何か検査をするわけでもないし、医療機器の設備も必要としない。
開院する金銭的負担は割と少ないと思う。
たった10分で5000円(7割の国庫負担含む)もの収入が入るのかと思うと、うらやましい(笑)
それでいて、予約はなかなかとれない。つまりウハウハ丸儲けという感じ。

そういえば、初回は臨床心理士まで呼んで1時間近くも面接されたが、その内容はその後の治療には
何も生かされなかった。臨床心理士もあんな職場じゃかわいそうだと思う。全く生かされてないから。

言葉ができて法的にも制度は整備されたが、まだまだ傷ついた人たちが回復するには、足りないと思う。
いずれ、自分も何か動かなくちゃいけないと思っているが、それはこのブログではやりません。
別の名前、別の場所で活動すると思う。

この話は、この記事で終了します。


Commented by kame3z at 2018-09-02 21:25

う〜ん ?!
コメントは控えておきますが。。。
人生、色々ありますね !
私も色々ありました。
Commented by koppel055 at 2018-09-02 22:55
人生長く生きていると、何もない人の方が少ないでしょうね。
ただ、そのことを話す機会ってないものですね。

また、傷ついた人に対するケアは日本ではほんとに遅れてるなと感じます。
PTSDの問題も阪神淡路大震災の時に脚光を浴びましたが、あれから四半世紀近く経っても十分ケアがなされてるとは思えません。

まあ、このブログでつっこんで書く話題ではないと思いますので、私もこのへんで失礼します。

by koppel055 | 2018-08-31 23:00 | その他 | Comments(2)