E-M1 MarkII導入前の予習
まず、お約束の「おかげさまで予約いっぱいで大変やねん。発売日に届けられへん人ゴメンな」という告知がオリンパスからありました(笑)←メーカーの告知を関西弁で意訳
EOS7Dmk2のときもそうだったし、D500もそうだったような・・・
問題は、私の予約分が発売日に手に入るのかどうか。
まだ、通販ショップからは連絡はない。
さて、地方在住の私には、実機を触るチャンスが全くない。
東京、名古屋、大阪ではハンズオンイベントがあったが、それ以外の地域に住んでいる人は、実機に触れることもなく予約しなければならないというハンディがある。
オリンパスも札幌にサービスプラザがあるのだから、希望者に触らせるとか、何か工夫があってもいいような気がするが・・・
そこで一番役に立ったのがこの方のまとめ情報。
海外サイトのレビューなどを項目別にまとめているところがエライ!
自分が知りたい項目だけ読めばいいという、まさにまとめサイトのお手本のようなもの。
特にAFの項目はとても参考になる。
概ね、「D500まではいかないが、APS-Cの中級機と同等以上の性能」という評価のようだ。海外のサイトでは、動体AFでの合焦率まで書かれている。
個人的には、オリンパスのC-AFは、草むら越しに動物などを撮っていても、草むらなどにピントが引っ張られにくいところがいいと思っている。EOS7Dmk2は、パラメータを追い込んでいけばいいのだろうが、デフォルトだとちょっとでも草むらとか枝とか手前にあるとそっちにピントが引っ張られて大外ししてしまう。EOS7Dmk2はのサーボAFはパラメータがいろいろいじれるのはいいが、使いこなし方の説明が分厚い小冊子になるほどむずかしい。
プロキャプチャモードは、かなり使えそうで、電子シャッターのローリング歪みも低減されているので使う人が増えそうだ。
ちなみに、ハイレゾショットは1秒ほどかかるらしいが、強力な手ぶれ補正を持つ機種なので、手持ちハイレゾもいけるのではないだろうか。
ただ、高感度についてはまだはっきりわからない。
上記サイトに載った感度別の画像を見る限りでは、ノイズ消しがうまくなったのでISO3200が使えるのかな、という感じで、ディテールはなくなっている。ISO6400はあまり使いたくない感じ。
ちなみに、Adobe Camera RAWもE-M1 MarkIIに対応したがまだ暫定的でカラープロファイルが「BETA」と出る。それでも海外レビューサイトのサンプルファイルをダウンロードしてパラメーターを一切いじらずにストレートにRAW現像してみたところ、ISO1600まではノイズは気にならないレベルで、ISO3200は若干気になり、ISO6400は非常用、という感じだ。パラメータがデフォルトということはノイズ低減をしていないので、割と素に近い特性が出ると思う。
手ぶれ補正の効果については、意外にも価格comがいいレビューを出している。
手持ちだけでなく、手すりに持たれながらとか、より実践的な場面を想定して手ぶれ補正能力を検証しているのが素晴らしい。しかも、手ぶれせずに撮れた成功率も書いてある。
こういうのを見ていると、もうカメラ雑誌の役割って終わったなあ、と思う。
ネコのカレンダー目当てでアサヒカメラ12月号買ったけど、E-M1 MarkIIのレビューは期待外れ。特に高感度の検証では、「ISO3200まで使える」と書いておきながら、写真はISO1600のものを大きく掲載し、他の感度はノイズがわからないレベルの小さな扱い。これでは逆にごまかされているのかと思ってしまう。発売前の機種はどの雑誌も腫れ物に触るような表現が多い。結局、広告出稿してくれるメーカーへの気づかいが無意識のうちに働くのだろう。
思いっきりたくさん載せてるとか、写真家さんの写真がズラズラっとたくさんある中に、
メーカーの広告とか新製品記事が載ってくる程度なら、僕はもうちょっと買い続けてたと思います。
人それぞれ需要が違うので僕基準で話すのは違いますが、それでもネットでこれだけ、
たくさん参考になるレビューを引っ張れる中で、中途半端なレビュー記事とか広告に、
山ほどページ数を割かれてもすっ飛ばしてしまうんです。
なので、印象として、読める場所がないというか、人の作品を見れないというか、
その割に高い、っていう印象が続いて買わなくなりました。
僕とは逆に、レンズやカメラ情報目当ての人にとっても中途半端な存在じゃないかなぁ、
って、余計なお世話ですがついつい考えてしまいます。
前から思っているのですが、カメラ雑誌は写真を大事にすべきだから、アサヒカメラや日本カメラのB5はもう時代遅れなんじゃないかと思ってます。まあB4にしても保管場所がなくなるので、せめてA4かな。でもデジカメマガジンは写真の点数が多すぎてせっかくの判型を生かしきれていない。それに、宣伝っぽい記事が多すぎてうんざいるするなどの問題も。
「カメラマガジン」という不定期刊の雑誌が出ていたのですが、売れ行きが悪いのか休刊になりました。カメラマンの流儀とか、有名作品を真似して撮るとか、企画はおもしろかったと思うのですが、Amazonでのユーザーレビューは酷評だらけでした。
カメラのメカニズムを知ろうにも、今の出版物はなんか中途半端な気がします。以前は、朝日ソノラマ(廃業したようです)から雑誌「カメラレビュー」とか、「現代カメラ新書」が発行されていて、特に現代カメラ新書は私にとってバイブル的存在でした。
たとえば、ニコンFAでマルチパターン測光がなぜできたとか、オリンパスのマルチスポット測光はどういう経緯で装備されたのかとか、そういう話が読めておもしろかったものでした。
そういえば、E-M1 MarkIIは、オリンパス自身が製品紹介のトークショーなどの動画を配信してますね。プロキャプチャー撮影の実演など、文字では表現できないものもあり、こういう点でも紙の雑誌はますます苦しくなってきているように思います。
関西出身の方なのですね !
私は現在、大阪府に住んでおりますが、
大阪も外れの方で、意外と自然が豊かです。
で、ここに永住する予定ですが、
やはり北海道が恋しいです。
大雪山に登って、ナキウサギが撮りたいです。
知床連山もまた縦走してみたい。。。
仕事がひと段落してからでしょうかねぇ〜
でも、野鳥なら関西でも結構撮りどころありますね。
私も奈良の市街地でカワセミが見られるとは思いませんでした(人のブログで見ただけで、私は未体験ですが)。
オオワシも琵琶湖に行けば見られるところあるみたいですし。
さて、さきほどから到着したE-M1 MarkIIをいじりましたが、噂通りの強力な手ぶれ補正に驚いてます。
12-40mm f2.8の40mm側で撮って1秒でも手ぶれしない。
1.3秒でも5割ぐらい大丈夫でした。
セッティングもいじれるところがありすぎて、まだ親指AFと電子音オフをセットしたぐらいですが、年末年始は試写が楽しみです。