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リスバカ日誌2

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エゾリス、ナキウサギ、野鳥などの写真で綴る移住者の日記

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コンテンツを粗末に扱う出版社;読み放題サービスの落とし穴

2ヶ月ほど前から、ドコモの「dマガジン」を契約して楽しんでいる。

もともとは、「CAPA」を安く読めるから、という理由だったが、経済週刊誌やサライ、車雑誌など
も読めるので「これはおトク」と喜んでいたのだが・・・






それぞれの雑誌電子版には、「これは電子版用に特別編集したもので、紙の雑誌とは内容が一部異なって
います」というような但し書きが最初に表示される。

広告や、肖像権管理のうるさいジャニーズの写真とか、そういったものが表示されないのはあらかじめ
予想できる。また、オジサン向け週刊誌の袋綴じ付録などもほぼ収録されていないが、これも仕方ない(笑)

問題は、特集そのものがほとんどカットされている雑誌。
「サライ」は小学館の雑誌で、毎年秋は京都特集、奈良特集と続く。
実家に帰ったときに「この特集があればちょっと参考になるな」と思って読んでみたのだが、なんと
特集の4分の3がカットされている。

信じられますか?いくら別編集と但し書きされていても、特集の大半が読めないなんて。
しかも、そのぶった切り方がむちゃくちゃで、今回2016年11月号の奈良特集も、お勧め散歩コース4つの
うち1つしか読めないとか、おすすめの宿はすべて削除されてるとか、特集として体をなしていない。つま
り、残りの4分の1を読んでも意味が伝わらない。コンテンツを粗末に扱っているとしか思えない。これな
ら雑誌として読み放題の中に収録しない方がいい。

調べてみると、コンテンツが省かれている問題は多くの雑誌で見られるようだ。以下、リンク参照。
少しデータが古いが、サライの収録率を調べたブログもある。


まあ、ひどいものだ。サライは全体のページの3分の1しか読めない。
そりゃ、月400円そこそこで200誌の雑誌が読めるというのはうますぎる話で、何かしらウラがあると
いうことなのだ。

ただ、重要な特集の大半を読めなくしておいて、「この雑誌も読める」と宣伝されると怒りの感情しか
沸いてこない。これじゃ、単なるお試し版じゃない?

しかも、Amazonの読み放題サービスから大手出版社の書籍が無断で削除されたと出版社側が怒ってい
るのだが、この雑誌読み放題サービスの問題を見ていると、「アマゾンにたてつく資格あるの?」と思
ってしまう。

結局私はサライの紙の雑誌の方も買ったけど、なんか納得できない感がある。
コンテンツを大事にしなければならない出版社が、自らが粗末な扱いをしていいんだろうかと思う。

雑誌が売れなくなって久しいけれど、ますます消費者からそっぽを向かれるな。
こんな強引な手段を使ってでも紙の雑誌が売れればいいと思っているのだろう。


ちなみに、「CAPA」は逆に大盤振る舞いだ。
というのも、ムック本のダイジェスト版などがなぜか毎月付録で付いてくる。
おかげで、CAPAだけは読むところがいっぱいある。

まあ、読み放題の電子雑誌は、発行後最長でも1年しか読めないけど、今までも1年以上経って
読み返すことはほとんどないので、私の利用の仕方なら問題なさそうだ。








by koppel055 | 2016-10-18 07:00 | その他 | Comments(0)