リスバカ日誌2

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エゾリス、ナキウサギ、野鳥などの写真で綴る移住者の日記

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三陸の旅 その8 陸前高田にて

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津波で浸水が予想される場所は「津波浸水区間」と表示される

気仙沼から陸前高田までは車で20分ぐらいの道のり。
相変わらず天気は快晴。

前日は陸前高田は日没後に通ったので、景色もよくわからなかった。
今回は昼過ぎに到着。






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ソフトクリームを食べられるお店が国道沿いにあったので、車を止めてみた。
海の方ではなんだかダンプがたくさん。そして、土砂がうずたかく積まれている。
お店の人に聞いてみたら、復興工事のために土砂が集められているのだという。1度海側で集積して、
あとは市街地のかさ上げ工事などに使われるらしい。

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追悼施設というのは、道の駅(写真中央の三角形の建物)に作られたそうだ。
道の駅も、津波で破壊され、今は使用されていない。

ネットで手に入れた被災前(上)と被災後(下)の衛星写真。

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私が車を止めたのは、写真左中あたりの国道(海近くを左右に走る)と県道(左上に斜めに
上がってる)の交差点付近。
被災前からこの付近は人家があまりなかったのだが、それでも望遠で撮れば被災前なら
人家がいっぱい写ったはずだ。

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水鳥の楽園・・・ではない。地震で地盤が下がり、水が溜まって抜けなくなったところにアオサギなど
が集まってきているのだ。
未だに残るがれきと、野鳥のコントラストが奇妙だ。

国道からは、人家の気配を感じることができなかったのがすごくショックだった。
そういえば、津波に襲われた5階建ての建物も国道沿いに残っていた。

きれいな松原が広がっていたとは想像もつかない現状に、言葉をなくした。
毎日、こうした風景を見ながら暮らしている地元の人の気持ちはどんなだろう。

ある雑誌に載っていたが、気仙沼の予算は年間2200億円もあるが、その大半が復興予算。
でも、日常生活の復興に必要な予算はなかなか執行されないらしい。
それは、復興計画が進まないからだ。予算があっても工事ができない。工事が集中してやれる
業者がいないとか、人件費が高騰して入札されないとか、いろいろ問題があるそうだ。


時間が午後2時を過ぎた。八戸まで250km以上ある。急いで帰ることにした。
これからはほんとにどこも寄り道できない。


三陸の旅 その9(最終編)につづく。


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by koppel055 | 2013-12-16 19:00 | 旅行 | Trackback | Comments(0)