三陸の旅 その1
※11/12投稿したものを再編集しています※
10月11日の夜から13日にかけて、三陸を旅した。
震災から2年半が過ぎても、まだ復興には遠い東北。
東北に行った人から話は断片的に聞くけれど、自分の目では何も見たことがなかった。
しかし、プランを組んでみると意外にお金がかかる。
最初は公共交通で旅しようと思っていたが、あまりにも接続が悪い。
自分の車をフェリーに乗せると、旅費は5万円を超えそうになる。
結局、レンタカーを借りて現地滞在2日間で行くことにした。
出発の日は雨。
札幌からバスでフェリーターミナルまで移動する。
ところがこれが大変。
雪が降っているわけでもないのに、バスが大幅遅れ。
市内の道路が混んでいたことは確かだが、市内だけで20分以上遅れた。
この遅れ、なぜか高速に入っても取り戻すどころか徐々に拡大。
そして、苫小牧市内でもさらに遅れる。結局45分ぐらい遅れた。
正直、この遅れは理解ができないし、これだけ遅れて運転手から「申し訳ない」の一言もないのはどうだろうと思う。
フェリーターミナルでは乗船まで1時間弱しかなく、とても慌ただしかった。
それでも、バスに乗る前にカツ丼を食べていたので助かった。
なんと、2等寝台なのに個室になっている。ちゃんとカードキー付きだ。
もちろん、2等なので狭い。写真の通り、2畳分かそれ以下という感じ。
でも、寝るだけなので何ら問題はない。ベッドは幅が狭めで90cmか80cmぐらいだった。
もちろん窓はない。閉所恐怖症の人は耐えられないかも。
この2等寝台は、船の中央部にあり、回りは4人定員の1等船室などに囲まれている。この1等船室の家族連れがうるさくてなかなか寝付けなかった。
それに、低気圧の影響でかなり船が揺れた。これが一番寝付けなかった理由かも。
それでも翌朝4時前には割とすっきり目覚めた。八戸港到着が4時45分なのでちょうど良いタイミング。
フェリーを下りるが、朝5時前なのでまだ外は暗い。
しかも、町外れだから店もない。
バスは、6時半過ぎまでないし、それもバス停まで歩いて20分ある。
しばらく、待合室でうつらうつらしながら、6時過ぎになって待ちくたびれて歩き始める。
順調に歩いていると、バス停に着いたのは始発バスの15分も前。そこで待つのも面倒なので八戸市街に向けて歩き出した。
そして、港から歩くこと約50分。バイパスまでやってきた。
ここで朝食。
なんと、八戸にしかない牛丼屋らしい。
さて、この後マクドナルドで少し時間をつぶしてからレンタカー屋へ。
・・・つづく。