京都の街にニホンザル現る
こちらとの距離は10mほどか。木の枝を揺らして威嚇してくる
実家に帰省する前に、父親の墓参り。ということで、京都の「大谷さん」へ行った。
すると、あちらこちらに「サル注意」の看板が。
「何?」といぶかりつつ墓に到着して掃除をしていると、なにやら怪しい物音。
よ~く見ると、それはサルだったのだ。しかも1匹ではない。
我が物顔で墓石の上を跳びまわり、歯をむき出しにして人間に威嚇する。
ほんの5mほど先にもサルがいる。
サルの狙いは、お供えものらしい
でかいオスザルもいれば、子連れの母ザルもいる。
ボスザルらしきサルは、遠くの墓石の上で悠然としていた。
考えるサル!? 昔のウォークマンのCMを思い出す
まあ、写真にするとこうして茶化せるけど、現場ではそれどころではなかった。
こちらが大声で怒鳴ろうが何しようが向こうは威嚇してくるのでヒヤヒヤもの。
おまけに、墓石こそ倒さないものの、ろうそく立てとか倒されて割られてしまい実害がある。
警備の人が来たが、結局大きな効果はなし。なんと6匹以上もいた。
話によると、比叡山から下りてきたサルだという。エサが足りなくて下りてきたのでは?という話。
それにしても、京都の街中といってもいい場所でこれはたいへんなことだ。
母親も「ひとりでは墓参りに行かれへん」と弱音を吐く。
なんとかならんものかな。